【社員のこと】新入社員研修 半年の振返り

今回は、入社して約半年になる新入社員の望月さんと阪本さんに、これまでの新入社員研修についてお話を伺いました。


設計課 望月(設計職、左) 阪本(設計支援職、右)

<入社して約半年。率直な感想はいかがですか?>
今まで新入社員研修・技術研修を通して色んな部署の方と関わってきました。皆さんとても優しく、質問に応えてくれたり話してくれたりします。そのお陰で会社の雰囲気にも慣れました。(阪本)
入社のため会社の近隣に引越しをしましたが、車の運転や一人暮らしの生活にも慣れ、休みの日には遠くに出掛けたり趣味を楽しんだりと、プライベートも充実しています。(望月)

<新入社員研修は、どうでしたか?>
まず初めに、4月から5月末にかけて社内の全部署を各1週間ずつ回る研修がありました。この研修で、会社にどんな役割の人がいるのか、各部署がどう関わっているのかを知ることができました。(望月)
最初の部署は機械課でした。ものづくりについての知識がほぼ無い状態だったので、頭がパンクしそうでしたね(笑)。図面の見方やプログラムの組み方、機械の種類や危険の防ぎ方等、本当に多くのことを学びました。特に印象的だったのは、「どうやってミスを防ぐか」ということ。2人チェックや確認資料等、多くの工夫が見受けられ、ここまで気を遣わなければいけないのかと驚きました。(阪本)
次の部署は組立課でした。当社オリジナルのトランプマシーンの可動部を一度解体し、また組み立て直すという内容でした。組み立てる順番を考えて解体したはずが、組み立て始めると上手く行かず、、何度も組み付けては取り外すことを繰り返しましたね。(望月)組図を見るのも初めてで、読み解くのにも随分時間がかかりました。(阪本)

3つ目の設計課での研修では、初めて期限を設けた課題を与えられました。ある装置(器具)を作るためのポンチ絵を作成し、設計課の皆さんに発表してデザインレビューを行なうというものでした。時間制限がある中、アイデアがなかなか出ず、苦労しました。(阪本)
結構2人の意見が違うことも多かったので、案を一つに上手くまとめていくことも苦労しましたね。案の発表後、設計課の先輩方からのフィードバックも勉強になりました。(望月)
次は、品質保証課でした。ひたすら測定・梱包をする部署だと思っていましたが、そうではなく大きくイメージが変わりました。何より、基準書や検査成績書等の書類作成の多さに驚きました。(望月)
不良品を納品しないように食い止めなければならないとても重要な立場。また、納品までの最後の工程である検査や梱包中に製品に傷を付けないよう、ノギスやマイクロでの検査作業や梱包作業は本当に緊張しました。(阪本)

最後は管理課・営業課の研修でした。ここでは何と言っても電話応対。お客様や社内の人の名前や部署を覚えていないため、本当に苦労しました。先輩方から「大きい声で」「こういう時はこう対応して」等のアドバイスを頂きましたが、その都度慌ててしまいました。(阪本)
近隣の協力会社さんへの訪問も行ないました。板金、塗装、プラスチック等、当社とは違うさまざまな物を扱っている会社を見学でき、ものづくりの繋がりを感じました。(望月)

<今後の抱負を聞かせて下さい。>
私は組立課での技術研修が1年間あります。与えられる課題や仕事1つ1つにしっかりと取り組んで、まずは現場での力を付けたいです。楽しんで取り組みたいと思います。(望月)
最初の頃よりは出来ることやものづくりへの理解も少しずつ増えてきたと思いますが、まだまだなのでこれからも知識を増やしていきたいです。(阪本)